以前のブログで木々の芽吹きが1週間程度早いということを書きましたが、このところの異常?な暖かさ(というより暑さ?)の影響で、今現在は例年にくらべると山の様子は10日以上早いような感じを受けます。この暖かさは何か異常です。風もさわやかな春の風というよりはムワッとする初夏の熱風に近いものがあります。地球は大丈夫なのでしょうか?
ところで、今年は朝日鉱泉周辺のブナの木は数年ぶりに花が咲いています。みなさんはブナの花はご存知でしょうか?
ブナは葉っぱと花を同時に開かせます。雌雄同株(雄花と雌花が同じ株にできること)で、風媒花(風の力で受粉する)なのですが、雌花が雄花より上部に、雄花が雌花より下部に咲くことで、同一の株で受粉しないように(自家受粉回避機構)して、遺伝子の多様性を確保していると言われています。ここ数日は、雄花の花粉が山全体を飛散していて、外に何かを置いておくと、すぐに細かい緑色の花粉に染まります。また残雪の上は芽吹いた後に落ちる茶色の殻に覆われています。朝日連峰は日本一ともいわれるブナの原生林が残っている貴重な場所です。
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吉田義一 (水曜日, 06 5月 2015 12:14)
毎年6月釣りでお世話になっております。5月のブナ花は見た事
ありませんが綺麗ですね。今年も釣行予定でおります。よろしく
お願いします。道路状況の更新よろしく願います。